恋の、答え。

今回のBRUTUSのタイトルは「恋の、答え。」サブタイトルで「久しぶりに恋の話をしませんか?」。今回の悲劇への配慮だろうか、その言葉が胸にささった。表紙には蒼井優、彼女の優しく柔らかい表情にすいよせられる。
BRUTUS (ブルータス) 2011年 9/15号
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購入し家へ帰る、雑多をすませる、酒をつくって1人がけのソファーに座る。雑誌を手に取り最初の何枚かをめくった。
「恋のはじまり。」
導入「恋のはじまり」がかかれていた。おもしろい。恋は12世紀ヨーロッパの発明品という。
恋のはじまりを語るため、まず愛のはじまりが書かれていた。愛とは神の行為、純粋な精神である神が汚濁に満ちた物質世界を作り、そこに降りていき、自分が作った卑小な物たちに殺されれ、それによって人間たちを救おうとする。なぜか?それはただひたすら愛ゆえなのだと。わたしに深い理解はできない、しかしそれが愛なんだろう。
つづけて語る、その頃の人間同士の愛の関係など単なる肉欲でしかなかったという。ではいつそれが変化するのか?そう冒頭で書かれた「恋は発明」の説明がいよいよ始まる。
 
読み終えて…、よい満足感につつまれた、そして私の「恋の、答え。」もだせた気がする。BRUTUS (ブルータス) 2011年 9/15号「恋の、答え。」おすすめです!!